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前川朝文 画像
  • 古典音楽(三線・謡)

前川朝文

もの心ついた頃、わが家に蓄音器があり、往時の伊佐川世瑞、仲泊兼蒲等のレコードを聞いた。18歳、地域青年エイサー地謡を経て琉大郷土芸能クラブ入会。社会人となり、野村流古典音楽の幸地亀千代、伊波義雄両師の指導を受け、昭和50年沖縄海洋博で宮城美能瑠歌舞団の地謡で芸能の奥深さ、厳しさを会得する。
古典音楽、組踊り、舞踊地謡の各保持者になり、指導者として芸能の保存と後継者育成を心がける。それに、公演を多く経験する中、一事を謹み四海に憂い残さずを胸に“事前準備を怠らず”壮心千氣新たに~上を見つめて頑張る。

活動内容

・1967年琉球新報社芸能祭「初代玉城盛義、初代親泊興照等出演
・1973年沖縄県芸術祭&かりゆし公演
・1975年沖縄海洋博公演(毎・土日)
・1984年NHK沖縄放送局公演
・1984年宮城美能瑠歌舞団の沖縄じゃんじゃん&本土縦断公演
・1998年組踊全国特別鑑賞会公演(都道府県35回)
・1999年前川朝文記念公演(千気新たに1~Ⅳ東京ヤクルトH、国立劇場おきなわ)
・2002年東京国立劇場公演
・2004年国立劇場おきなわ開場&自主公演(24回)
・2005年首里城の新春、中秋の宴、舞いへの誘い公演
・2006年海外公演(中国・韓国・米国等)
・2014年宮城能鳳独演会地謡
・2020年首里城復興支援公演

活動実績

・1970年新報社芸能コンクール最高賞
・2003年日本成人善行賞
・2006年沖縄県文化功労者表彰&野村流伝統音楽協会感謝状
・2012年島袋光裕藝術文化賞
・2013年沖縄県指定野村流保持者会功労賞
・2014年沖縄文化協会表彰
・2015年琉球大学同窓会公演表彰状
・2016年沖縄芸能連盟特別功労賞
・2020年地域文化功労・文化科学大臣賞