- 琉球舞踊
安次富紀子
芸能を始めるきっかけ
父は芸能文化に造詣が深く、男の子は空手、女の子には琉球舞踊を習わせ、、郷土文化の継承発表に寄与するよう望んでいました。そのことがきっかけに私は十歳の時、玉城盛重翁の直弟子 真境名佳子師の琉舞道場に入門し、その路線をひたすら歩んでいます。
モットーや大切にしていること、好きな言葉
真境名佳子師のモットーとしている「初心生涯」「芸道無限」を大切にし、琉球舞踊の基礎、基本を重視した表現力豊かな真踊流の踊りを次世代へ繋げてゆくよう日々研鑚しています。
活動内容
1968年4月6日~ 沖縄タイムス創立二十周年記念行事「沖縄伝統芸能の夕」に「与那国旅情・鼓囃し」を東京・大阪・福岡・北九州で公演
1977年9月27日 沖縄県復帰五周年記念沖縄芸能祭「沖縄の芸能」(東京国立劇場)「かせかけ・しゅんどう・あやぐ・長者の大主」
1985年9月5日~8日 沖縄県人ハワイ移住八十五周年記念公演「沖縄フェスティバル1985」「かせかけ・四っ竹・黒島口説」に出演(ハワイNBCホール・トーマス・スクウェアパーク)
1995年12月2日 玉城盛重翁五十年忌年公演「舞心禅道」「かせかけ・花風」(那覇市民会館)(主催 真踊流)
2004年1月31日 国立劇場おきなわ開場記念公演「本貫花」(国立劇場おきなわ)
2004年12月12日 第2回安次富紀子独演会「舞」佳紀の会・会名披露公演「作田・本貫花・伊野波節・花風・むんじゅる・働き者・山の美童」
2013年10月23日 第六十二回奉祝神宮式年遷官「かぎやで風・うむい」(三重県・伊勢神宮)
2019年3月21日 真踊流・真境名佳子生誕百年記念公演「本花風」(タイムスホール)
2019年5月8日 第四回琉球舞踊保持者定期公演(新保持者お披露目公演)「~能羽・歓手踊らへ」「瓦屋」(国立劇場大ホール)
活動実績
1960年12月 沖縄タイムス社主催第2回芸術祭琉舞 新人賞受賞
1963年11月 沖縄タイムス社主催第10回芸術祭琉舞 最優秀賞受賞
1968年12月 沖縄タイムス社主催芸術選奨選抜芸能祭 新人最高賞受賞
1981年2月 沖縄タイムス芸能選賞 奨励賞受賞
1990年2月 沖縄タイムス芸能選賞 大賞受賞
2015年11月26日 沖縄県文化功労者 表彰
1973年11月 沖縄県指定無形文化財・沖縄伝統舞踊後継者に認定される
2001年1月 沖縄県指定無形文化財・沖縄伝統舞踊保持者に認定される